住民の想いを綴る雪まつりライタープロジェクト

白峰雪だるままつりインターンシップ生募集のお知らせ

地区概要

白山市白峰地域は桑島地区と白峰地区からなる白山の登山口に最も近い集落で330世帯786人(H30年10月現在)が暮らしています。
山あいの集落に板壁の民家が密集して立ち並んでいる様は全国的にみても稀で、国指定の重要伝統的建造物保存地区になっています。

高度経済成長や市町村合併等の時代の流れで30年前に約1300人いた人口が現在では800人を割り込んでいます。

WHAT's? 雪だるままつり

全国有数の豪雪地帯の白峰地域は冬には毎年3~4mの雪が積もり、住民は除雪作業が日課になります。そんな厄介者の“雪”を楽しもうと、30年前に地域の若手有志が“雪に親しむ”をコンセプトに始めたのが雪だるままつりです。

桑島地区、白峰地区で各1日のみ行われ、住民が家族の人数分だけ雪だるまを家の前につくります。夜になるとろうそくが灯され、あたたかいひかりで集落が幻想的な雰囲気に包まれます。かわいらしい雪だるまとともに来る人の楽しみとなっているのが、住民による手作りの露店。堅豆腐やとちもち等地元の食材を使った白峰グルメの食べ歩きも魅力です。

そんな雪だるままつりは今年で30回目をむかえる石川県の冬の風物詩に成長。しかし、市町村合併や住民減少、高齢化により年々開催が難しくなってきており、存続も危ぶまれる状況になっています。

このインターンのミッションは、雪だるままつりへの想いを綴ったニュースレターの発行を通して、住民の人たちに改めて雪だるままつりの楽しさや大切さを知ってもらうことです。実際に住民の人たちと一緒に雪だるままつりの準備から片付けまでに関わり、雪だるままつりへの想いを聞き取っていただきます。初めて雪だるままつりを体験するみなさんの感覚で見て、聞いて、綴って下さい。

募集要項

研修・活動内容

【STEP1】受け入れ地域の現状、雪だるままつり存続問題を知る(1週目)

 ・「住民が雪だるままつりを続けたいと思う企画」がなぜ必要なのかを理解する。
 ・住民のお手伝いをしながらコミュニケーションをとる。
 ・「雪だるままつり」を知る。

【STEP2】住民の意識向上のための企画を検討(2週目)

 ・地域住民と交流し、「雪だるままつり」についてのヒヤリング。
 ・ワークショップにて要素を洗い出し。
 ・『(仮)雪だるままつりニュースレター』の企画内容の検討

【STEP3】取材・撮影(2~3週目)

 ・まつり前後に住民を中心としてインタビュー、撮影を行う。
 ・取材したことを記事にまとめる。

【STEP4】成果発表(4週目)

 ・『(仮)雪だるままつりニュースレター』を配布する。
 ・住民の反応をつかみ、検証する。

研修期間 2週間~1カ月
研修日程 1/19(土)~2/16(土)
※2月2日(土)桑島雪だるままつり、2月8日(金)白峰雪だるままつり
就業時間 9:00-17:00 ※作業内容などにより変動します
休日 週2日
必要な資格 なし
対象 大学生
定員 3名 ※学部、学年は不問
求める人材像 ・人と話すのが好きな人 
・地域おこしに興味がある人
滞在場所について 地域の空き家を無料で提供します。生活できる最低限のものは準備いたします。食事は滞在場所で自炊していただきます。地域の飲み会等の参加も有。後日持参していただきたいものを連絡する可能性があります。
(入浴は白峰温泉総湯を毎日無料で使用)
参加費 無料
応募締切 2018年12月21日
備考 申込があった時点で面談の上、参加者を決定します。応募締め切り前であっても、参加者が決まり次第、募集を終了します。
特記事項 本プロジェクトで得たヒアリング内容、文書等の情報は個人が特定されない形で、かつ雪だるままつり実行委員会の許可を得れば卒業研究等に使用できるものとする。本プロジェクトに参加したこと、そこで得た経験と成果は就職活動でのエントリーシート等への記述、面接等で述べることを認める
必要な持ち物 ・自家用車 
 ※公共交通機関の本数が少ないため。ない場合は要相談。
・筆記用具、パソコン(あれば)
・防寒具(活動時は上下スノーボードウエア等の防寒防水の物が望ましい。ニット帽、手袋、長靴も必須)※寒い日には-5℃程度になります。
受け入れ態勢 雪だるま実行委員会(委員会総勢 20名)
 事務局6名 ※主に事務局と一緒に活動していただきます。
 研修全般についての担当
 事務局 山田 浩太郎
 Mail: tsuwayomo@gmail.com
 Tel:090-5685-7312